夏もついに本番、髪を伸ばしている方やすでにロングヘアの方、毛量の多い方にとってこの時期ストレスになる要素の上位にあがるのは、お風呂上がりのドライヤーではないでしょうか?綺麗な髪色やかけたてのパーマをキープする為にも、お風呂上がりの髪はしっかりと完全ドライさせてから眠ることが大切です。ですが、夏場の温風での長時間のドライヤーは、修行のようなものですよね。

そこで今回は少しでも、おうちでのドライヤー時間を短縮させるための、今日から実践できる美容師の時短アイデアをいくつかお伝えさせていただきます!是非生活に取り入れて、おうちでのヘアケアをより快適なものにしていきましょう!

速乾を助けるアイデア

  1. タオルドライに注目
    濡れた状態の髪は、髪の成分が膨潤し柔らかくなります。そのため髪の表面は乾いた状態よりもデリケートで傷付きやすく、扱いには注意が必要です。タオルドライ時は地肌を優しく擦るようにして、水分を取っていきましょう。また、 タオルドライの前にはウェットブラシなどの目の粗いクッションブラシを使って、髪の水分を均一かつ、余分な水分を落としていくと時短につながります。タオルドライには、軽くて吸水性に優れたマイクロファイバータオルを使うと、より効率的に水分を取ることができます。毛先の水分をとるときは、キューティクルを閉じるイメージで上から下に手元を滑らせながら、ぎゅっ、ぎゅっと握るようにして吸水させると髪にも優しく、キューティクルも引き締まるため、毛先がまとまりやすくなるので是非お試し下さい。
  2. ドライヤーの見直し
    最新家電の中には、風量が格段にアップしたものや、風の温度が熱すぎない髪に優しいものも出てきています。同じドライヤーを3年以上使っている方は、買い替えを検討することでもドライヤーの時間を快適にすることが出来ます。
    風量の高いもののデメリットとしては、髪が散りやすく扱いが難しいこともあります。時短と理想的な仕上がりを両立するためには、どちらが向いているか検討する必要があります。髪の状態や毎日のライフスタイルを踏まえて、美容師に相談してみるのも良いでしょう。
  3. 速乾性のあるケアアイテム
    最近、洗い流さないトリートメントとして速乾性のあるオイルやスプレーが話題になっているのをご存知でしょうか?スタイリング剤に含まれる揮発性を利用して水分の蒸発を促し、髪が乾くまでの時間を短縮してくれる魔法のアイテムです。ドライヤー前に使用して、時短を叶えましょう。ヒートプロテクト効果も併用しているものが多いので、ドライヤー時の熱ダメージ対策としてもぴったりです。ただ、髪の乾燥が顕著に出ている方やダメージが深刻な方にとっては、オーバードライになってしまう可能性もあるため注意が必要です。
  4. ヘアドライ用のブラシを使う
    風通しの良い、隙間の空いたドライ用のヘアブラシで髪をブラッシングしながら乾かすことで、効率よく水分を飛ばすことが出来ます。髪と髪の間に水分はくっついている状態になるので、髪同士に隙間を作ることで時短が実現します。ですが濡れた状態のブラッシングは、少なからず髪にとってダメージになることがあります。無理に引っ張らないことと、軽い力で使用することを意識して行いましょう。
  1. 毛量の多い部分から乾かす
    人それぞれ髪の生え方や癖は違います。基本的にはつむじ周りや後頭部などの、毛穴の密集している箇所はより水を多く含み、乾きづらくなってしまうものです。ですので、乾きづらい髪の多い部分から乾かすことで、効率的に水分を飛ばしていくことが可能です。どの部分が多いかがわからない場合には美容師に尋ねてみて下さい。
  2. トリートメントを見直す
    ドライヤー前に使用する洗い流さないヘアオイルの重さについて、それぞれ違いがあることをご存知でしょうか?配合するオイルによっては、水分の蒸発を防ぐ効果の高いものもあります。乾かす前に使用することで、オーバードライになることを防ぐことは出来ますが、速乾性は損なわれてしまいます。時短を叶えるためには、軽めのオイルを使用することがお勧めです。髪質によっては重さのあるオイルでないと、広がりが抑えられないこともあるかと思います。そんなときは別の方法を実践してみてください。

まとめ

ドライヤー時間を短縮するためのアイデアについてご紹介しました。少しのアイテムの追加や、乾かす位置などを変更するだけでも今より早く髪を乾かすこともできます。

染めたてカラーリングやパーマを長く楽しむためにも、眠る前の髪の完全ドライは必須です。暑い夏の時期を乗り切りながら、美髪を叶えるためにも是非積極的に取り入れてみてくださいね。

「トリートメントで美髪を手に入れよう!栄養補給の効果と美容師がおすすめするアドバイス」 四条大宮の美容室 SOY-KUFU

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