カラーリングしたてのような美しい髪を保つために、カラーシャンプーは欠かせないアイテム。一括りにカラーシャンプーと言っても、様々な色味や種類があり、用途も分かれます。ブリーチ毛だけに必要なもの、という認識がある方も多いのではないでしょうか？
この記事では、そんなカラーシャンプーの種類別の活用方法をご紹介します。使い分けを正しく理解して髪の色を保ちながら、髪の健康も守るためのヒントを見逃さないでください。なんだか普段のカラーの色持ちが悪くなっていると悩んでいる方にも必見の情報です！
ピグメント補充タイプ
カラーシャンプーの中でも、ピグメント補充タイプは抜けてしまいがちな色素を補い、色の鮮やかさを長持ちさせる効果があります。ご自宅で定期的に使用することで褪色を防ぎ、鮮度のある髪色を維持できます。髪色や髪質などの状態によりお勧めの頻度やシャンプーの色味は変わりますので、気になる方は使用前に美容師に相談してみてくださいね。
髪の表面に色を乗せていくタイプになりますので、カラーをしていない髪の色を明るく変える効果はありません。色の抜けてしまった部分に色味を補う用途として使用しましょう。
しっかりと色味を入れていきたい場合には、シャンプー剤を塗布した状態で10〜15分程度置くと、より効果的です。
定番のカラーシャンプーの種類は以下の通りです。髪色に合ったものを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
- パープルシャンプー
カラーシャンプーといえば紫シャンプーを連想される方も多いかと思います。パープル系のカラーリングの色素を補う場合や、ブリーチや明るめのカラーをされた後の黄色味を抑えるために使用します。暗めのピンクやワインレッドの色味にされた方で、黄色味が出て色味が薄く感じてしまう方にも、深みを出す効果があります。 - アッシュシャンプー
アッシュ系のカラーリングの色味を補う場合に使用します。通常のカラーリングをしている方で、オレンジっぽく色落ちをしてしまう方にも効果的です。紫と青の間くらいの色味をしていることが多いので、ブリーチをした黄色味のある髪に使用するとグレー感のある色味に整える事が出来ます。 - ピンクシャンプー
ピンク系のカラーリングの色味を補う場合に使用します。ピンクの色素は髪に残りやすい特徴があるため、継続してピンク系のからーりんぐにされる方のみ使用をお勧めします。ブリーチの予定や寒色系のカラーリングにカラーチェンジの可能性がある方は、残留した色素が邪魔をしてしまう可能性があるため使用は控えましょう。 - ブラウンシャンプー
暖色のベージュや暗めのカラーリングの色味を補う場合に使用します。カラーリングが明るく抜けてしまいやすい方や、暗めのカラーを維持したい方、ブリーチした髪をナチュラルなベージュに落ち着けたい方にお勧めです。
ブリーチの色ムラが気になる方の補正にも効果があります。
カラーシャンプーを使用する際にはいくつかの注意が必要です。
ブリーチを繰り返している方は必要以上に色味が入ってしまったり、ブリーチのムラがある状態の髪の場合には更にムラが目立ってしまう可能性があります。使用時に不安がある場合には、一度美容師に相談してからチャレンジしてみてくださいね。
また、カラーシャンプーは爪やお風呂場の床などに色素沈着してしまう恐れがあります。
必要であれば手袋を使用したり、床についてしまった場合には素早く洗い流しましょう。
トリートメント効果タイプ
髪の傷みが気になる方におすすめなのが、トリートメント効果のあるカラーシャンプーです。色味がつくわけではありませんが、カラーリング後の髪を補修し、しっとりとした手触りを実現します。またキューティクルを保護し、褪色を防ぐ効果もあります。
カラーリング後の髪はその後1週間が色持ちに大切な時期です。普段のシャンプーと置き換えて、色落ちを防ぎましょう。
まとめ
カラーシャンプーは、髪の美しさをキープするために欠かせないアイテムです。自分の髪質やニーズに合った種類を選び、正しい使い方を覚えて美髪を手に入れましょう。
あなたの髪にぴったりなカラーシャンプーを見つけて、今すぐ試してみませんか？色味を補うタイプのものから、キューティクルをコーティングして色持ちをアップしてくれるものまで様々な種類のシャンプーがあります。美容師のアドバイスを参考に、理想の髪色と健康を手に入れましょう。
