はじめに


髪型は印象を左右し、正しいヘアケアは美しい髪を保つ鍵です。
しかし、美容師の目から見たとき、犯しがちな「間違ったヘアケア」があります。
今回は、そのポイントを美容師目線で掘り下げ、髪を健康に保つ秘訣をご紹介します。

過度な洗髪
美しい髪を保つためには頻繁な洗髪は逆効果。過度な洗髪は頭皮の自然な油分を奪い、髪を乾燥させてしまいます。
美容師がおすすめするのは、週2~3回の洗髪で、適度な油分をキープすることです。
シャンプー剤の選び方には個人差がありますが、髪質や頭皮の状態に合ったものを選ぶことが重要です。
乾燥した髪には保湿成分が豊富なもの、脂性の頭皮にはさっぱりとしたものが適しています。また、添加物や合成界面活性剤の含有量にも注意が必要です。
dermatologistや美容師のアドバイスも参考になります。

高温のドライヤーの乱用
熱い風は髪を傷めやすく、特に高温のドライヤーは髪表面を乾燥させ、パサつきの原因に。低温でじっくりと髪を乾かすことが健康な髪の秘訣です。
ドライヤーで髪を乾かす際の正しい手順は以下です:

  1. タオルドライ:
    シャワー後、タオルで軽く水分を取ります。
  2. ヘアケア製品の使用:
    保湿効果のあるヘアオイルやヒートプロテクト剤を使い、髪を保護します。
  3. セクション分け:
    髪を複数のセクションに分けてから乾かすと、均一に乾かしやすくなります。
  4. 低温・弱風から始める:
    ドライヤーの温度や風量を低めから始め、徐々に上げていきます。
    高温・強風は髪を傷めやすいです。
  5. 適切な距離を保つ:
    ドライヤーから髪に十分な距離を保ち、熱を均等に当てます。
  6. ブローを逆方向に:
    髪の毛流れと反対向きに風を当てることで、ボリューム感が出ます。
  7. 冷風でフィニッシュ:
    乾燥がほぼ完了したら、冷風ボタンで髪を冷やし、ツヤを出します。
  8. 仕上げにヘアスプレー:
    スタイルをキープするために、軽いホールドのヘアスプレーを使用します。

これらのステップを守ることで、髪を傷めずに効果的に乾かすことができます。

適切でないヘアブラシの選択
髪のタイプや状態に合わないヘアブラシは髪を傷つけます。
美容師がおすすめするブラシの選び方や使い方を知り、髪にやさしいケアを心掛けましょう。
髪に優しいブラシを選ぶ際のポイントは次の通りです:

  1. 天然毛のブラシ:
    天然の毛(特に豚毛や馬毛)のブラシは、髪の油分を均等に分布させ、静電気を軽減します。
  2. ワイドトゥースコーム:
    髪を優しく整えるために、歯が広がっているワイドトゥースコームが適しています。
    湿った髪をブラッシングする際にも使いやすいです。
  3. 柔らかいブリッスル:
    ブラシの毛先が柔らかく、髪を引っ張りすぎないようなものを選びます。
  4. アンチスタティック仕様:
    静電気を抑えるためのアンチスタティック仕様のブラシを選ぶと、髪がまとまりやすくなります。
  5. 木製のヘアブラシ:
    木製のブラシは金属製よりも髪に優しく、頭皮マッサージにも適しています。
  6. クリーンなブラシを保つ:
    定期的にブラシを清潔に保ち、髪の油分や余分な毛髪がたまらないようにします。

これらの特徴を持つブラシを選ぶことで、髪を優しくケアすることができます。

過剰なカラーリングやパーマ
髪への過剰な化学物質は髪を傷め、パサつきや切れ毛の原因となります。ヘアカラーやパーマは控えめに行い、プロに相談しながら行うことが重要です。
適正なカラーリングは、個々の髪質や肌色に合わせて行われ、髪と肌にとって自然で健康的な見た目を実現することを指します。
以下は適正なカラーリングのポイントです:

  1. 肌色の考慮:
    自分の肌色に合ったヘアカラーを選ぶことが重要です。
    肌色とヘアカラーが調和すると、全体の印象がより良くなります。
  2. 髪質への適切な処理:
    カラーリングは髪に影響を与えるため、髪質や状態に合った処理が必要です。
    ダメージを最小限に抑えつつ、美しい仕上がりを目指します。
  3. トレンドとの調和:
    トレンドのヘアカラーも考慮しつつ、自分のスタイルやライフスタイルに合ったものを選びます。
    自分に合ったトレンドを把握することも重要です。
  4. プロのアドバイスの利用:
    美容師やカラーリストのアドバイスを受けることで、専門家の知識を活かし、最適なカラーリングを選ぶことができます。
  5. アフターケアの重要性:
    カラーリング後の髪のケアも大切です。
    適切なヘアケア製品を使用して、髪を健康な状態に保ちます。

自分の個性や魅力を引き出すために、適正なカラーリングは慎重に検討されるべきです。

適切でないヘアケア製品の使用
髪質に合わないシャンプーやトリートメントは、逆に髪を傷めることがあります。
美容師が提案する正しいヘアケアアイテムの選び方に注目し、自分の髪に合ったアイテムを見つけましょう。

まとめ


ヘアケアにおいて、美容師が見るポイントを押さえることで、健康な髪を手に入れることができます。
正しい洗髪やヘアケア製品の選び方に気を付け、美しい髪をキープしましょう。
今回のアドバイスを参考に、自分のヘアケアルーティンを見直してみませんか?
美容師に相談することで、あなたの髪質に合った最適なケア方法が見つかるかもしれません。髪の健康を第一に考え、美しい髪を手に入れましょう。

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